行政書士報酬の相場
2009年12月19日
日本行政書士連合会では、行政書士の標準報酬額の統計データを公開しています。http://www.gyosei.or.jp/gyomu/20housyu.html
報酬額の設定に頭を悩ませている人は、こういったデータを参考にして決めるというのもアリです。平均値をとるというのは、面白みがありませんが無難です。何も分からない最初のうちは、いいのではないでしょうか。
行政書士報酬額の決め方に答えはない
ただ、注意すべき点として、行政書士の報酬額には地域差が存在します。同じ仕事でも、東京と仙台では違うといった可能性もあります。調べることが可能であれば、出来る限り、自分が活動するエリアの報酬額の平均値を参考にしたほうがいいでしょう。報酬額の決め方には答えはありません。お客さんに納得して頂いて、仕事がとれるのであれば、それが正解となります。正解は人の数ほどあると言えます。
そのため、こうしましょうとは一概に言えないのですが、逆に『これだけはやってはいけない』ということはあります。
それは無闇に価格を下げることです。
下記のページをみてください。検索エンジンのグーグルで『会社設立』と検索した結果です。
http://www.google.co.jp/search?q=%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E8%A8%AD%E7%AB%8B&lr=lang_ja&ie=utf-8&oe=utf-8&aq=t&rlz=1R1GGGL_ja___JP346&client=firefox-a
法人設立の代行を行う行政書士の広告が多数掲載されています。それらをみると代行手数料が2万円を切るようなサービスが大半です。なかには1万円という事務所もあります。
数年前まで、法人設立代行サービスの報酬額というのは10万円以上でした。ところが、競争が激しくなり、どんどんディスカウントされ、今ではこんな状態になっています。
依頼するお客さんからすれば、安くなるに超したことはありませんが、請ける側からすれば利益が減るのですから大変です。
手間暇を考えると、1万円、2万円では決して利益が出る業務ではありません。ところが、少しでも仕事をとりたいということで、見境無く報酬額を下げる人が出てくることで、こういった状態になってしまいました。
誰かが安く設定したら、仕事をとるためには、自分の報酬額も下げざるを得なくなりますが、これでは最後には、誰も儲からないという結果になってしまいます。
価格競争が発生している行政書士業務には参入しない
一度価格競争に巻き込まれたら、消耗戦になってしまいます。こういったことを防ぐために、報酬額の価格競争が発生しているような分野では勝負しないという発想も必要です。今は、どんな商品でも価格競争が厳しくなっていますが、それでも一般企業の場合、自社の利益を確保することを念頭に、自らのクビを締めるような見境のないディスカウントはしません。
しかし、行政書士の場合、ビジネス経験が無い人も少なくなく、そういった人は、利益や損益分岐点といった考え方をせず、自分で自分を潰してしまうような価格設定をしてしまったりします。
こういった行政書士が多数存在するような分野に関わると、自分自身も巻き込まれてしまうので、一線をおくのが賢明です。
2009年12月19日|
カテゴリー:行政書士にとって必要なお金の知識
※行政書士として年収1000万円を達成した横須賀てるひさが、その課程で気付いたコツをまとめたレポート。行政書士として成功を出すためのポイントが分かりやすく解説されています。
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行政書士。1979年生まれ。
大学卒業後、行政書士として独立、20代前半で年収1000万円を突破。
以降、行政書士として活躍しつつ、自身の開業ノウハウを伝える活動を展開中。
詳細はこちら

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